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メディア掲載2026.07.07

よろず相談システム室 第5回 生成AIの活用なんて簡単だ!?

香港現地の日本語新聞「香港ポスト」に弊社の連載コラム記事が掲載されました。(隔月で掲載されます)

本記事はこちら



お久しぶりです。まだまだ新人のフミヅキです。

生成AIが益々進化していく中で、自分たちも何かしないと取り残されてしまうのではないかという焦燥感に駆られる向きも少なくないのではないでしょうか?

弊社も今後の生成AIとの付き合い方について話し合い、

「ERPの枠に止まらない、会社業務全般に対しての生成AI活用による改善」という生成AIチャレンジテーマを掲げました。

もっとも業務改善のニーズを掘り起こそうと単に御用聞き的な営業活動を繰り広げても、DXやRPAとは勝手が違い最近までなかったものだけに、お客様から「こんなものが欲しい」という具体的イメージを引き出すのは容易ではありません。

「ならば自分たちで試行錯誤しながら、お客様のイメージが膨らむような生成AIのプロトタイプ作りから取り掛かろう」という社長の鶴の一声でアヴェンジャーズかと言わんばかりの多国籍の若手エンジニアチームを集い、かくして生成AIタスクフォースが活動を開始しました。

<タスクフォース関連記事>

―【香港】香港発スタートアップ4社、日本市場開拓へ―
URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/cccf78c0547dc74016d7d42ca128e42898610ab0

「いつの間に?」と思うぐらいのスピードで早々に作られた三種類のプロトタイプ。その社内お披露目会にもぐりこむと、インターンかと思われるくらいの若手のエンジニアたちが自分達で開発したデモサンプルを説明していた。自信満々の説明を聞きながらふと、「考えてみたら当たり前だけど、新技術だから必ずしもベテランエンジニアじゃなくても短期で開発が可能なんだ」。

彼らが用意した三つのソリューションとは…
<① マルチ言語による製品操作説明チャットボット>
こちらのチャットボットはキルギス人エンジニアによって開発されました。

「チャットボットなんて使い古された技術じゃないか」という声が聞こえてきそうですが、これのすごいところは、従来からある操作説明書に何も手を加えずAIに取り込み、さらに「想定FAQ集(よくある質問)をとりあえず100問作って」と指示すればそれもAIがたちまちに作成、AIチャットボットさえ開発してしまえば、人間が手間をかけてやることといったらQ&Aの妥当性をチェックすることぐらい。

さらに従来のFAQは、Q(質問)もA(答え)も融通の効かない定型文でしたが、AIならどんな変形文でも、質問の類似性の確率などから答えを弾きだして回答を作文。さらにその変形Q&Aさえも学習に取り込んで、どんどん賢くなっていくというすぐれもの。多国籍の開発チームだけにタイ語・日本語・英語・広東語など多言語マルチ言語翻訳もお手の物でした。

<② 音声による自動電話応答システム>
次に紹介されたのは音声による自動応答電話システムです。こちらは中国人エンジニアにより開発されたものですが、前出の文字チャットによる指示に留まらず、音声により電話を介してのお客様対応が出来るので、オーダーの受付・処理からお問い合わせ対応など、守備範囲がさらに広がります。

こちらもAIの自動学習により従来の紋切型・慇懃無礼な電話応答システムとは比べ物にならないほどの進化が既に見て取れました。しかもまだ成長過程、これからもノンストップで日々進化していくことが期待されます。もちろん、こちらも対応していました。

<③ AIによるプロジェクト管理アプリ>

最後にタイ人エンジニアが開発したAIプロジェクト管理アプリでは、簡単な指示(プロンプト)により生成AIがマインドマップを作成、次に必要と思われるワーキングアイテムのリストやガントチャート(日程)をデモの間にみるみる作り上げていきました。

すっかり彼らの説明に聞き入りながら突然ひらめきました。

「生成AI開発は技術者でない人にとっては未だに敷居が高いけれど、新しい技術なので、経験の年数は関係なく早く学んだ者勝ちの世界だ。」

「ということは技術をガリ勉すれば新人の私でもひょっとして専門家の仲間入りができる!?」

自慢じゃないが、かつて自分でデスクトップを独学で組み上げたことだってある。一夜漬けは無理でも、少しの期間ガリ勉すればものにできそう。善は急げ!生成AIチームのメンバーにぜひ私もと、勇んでウラシマ部長に直談判に。

ウラシマ部長:目の付け所はいいね。たしかに生成AI開発自体は素養があれば短期でもものにはなるかもしれないね。
でもそもそも生成AI活用で一番大切なことは何だと思う?

フミヅキ:・・・

ウラシマ:お客様からどこに、どういう状況で生成AIを活用すればいいかといった、お客様から具体的なニーズを引き出すヒアリング能力こそが実は、我々にとって一番大切なんだ。その聞き取り能力はやはり実務の知識と経験の積み重ねがものをいうんだ。

例えばさっきフミヅキ君が話していた三つのソリューションをオフィスだけでなく、製造現場の課題解決に当てはめるとしたらどんな活用方法が考えられるかな?

フミヅキ:えっと、音声対応を加えた製品操作説明チャットボットの活用ですかね?
製造現場で両手がふさがっていてもAIめがねに内蔵しているマイクでチャットボットに生産ラインの現場からでも作業工程に関する指示や質問をするとか。


AIめがねやタブレット経由での作業工程の可視化イメージ

ウラシマ:そうそうその調子だよ!フミヅキ君にはこれからその聞き取り能力を一層磨くことを期待しているよ。AI開発という技術自体の習得はITの専門家の我々にとってはそれほど敷居が高くはない。取り残されないかとのお客様の不安をむやみに煽るのではなく、お客様の課題に寄り添い、それにAIを含むIT技術全体でトータルソリューションを探していくことこそ我々の最も貢献できる分野なんだよ。

弊社では現在さまざまな環境下での生成AI活用の無料相談を受け付けております。

実際の工場現場での活用についても、既にいくつかご相談をさせていただいております。あくまでも業務改善の観点からのご相談に応じておりますので、中には追加投資を一円も使わず業務フローの改善で業務効率化を実現したお客様もいらっしゃいます。

もし、社内に何かしらのAIを導入したい、とはいえ具体的にどこに、どのように導入するのかお悩みの方がいらっしゃいましたら、是非お気軽に当社までご連絡ください。

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