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メルマガ2022.01.28
RPAとは、Robotic Process Automationの略称で、ロボットを使ってデスクワークを効率化するためのシステムです。WinActorは、ノーコーディング(専門的なプログラムが不要)で、マウス操作やパラメータの設定でロボットの動きを制御するシナリオを作れるのが特徴です。
その導入効果は色々あるかとは思いますが、私の感じるメリットを共有させていただきます。
【RPA導入の効果】
自動化による生産性の向上
まず、直接的な効果として挙げられるのが、業務の自動化による生産性向上です。
例えば、為替レートをWebページで検索して、それを所定のファイルやシステムに入力する
などの比較的ルーチン化された作業は、RPAの活用に向いているのではないでしょうか。
言い換えれば、比較的単純だが時間を取られて出来れば誰かに任せたいような作業をRPA化
することで、業務担当者はより付加価値の高い仕事へシフトすることが可能になります。
社内のITリテラシー向上
RPAの導入は、ソフトウェアベンダーやコンサル会社等に任せることも選択肢の一つですが、自社に担当者或いは担当チームを置いて推進することが、RPAを根付かせることのカギと言われています。
一説によると、たとえ優秀なスタッフであっても在社時間の約8割ほどは単純作業に費やして
いるとも言われます。つまり業務のIT化のネタは身の回りに溢れていることになります。
コンサルタントを雇ってBPR(業務改革)をトップダウンで行うというやり方もありますが、担当者(チーム)がRPAで「できること」を把握すると共に、自動化の対象とする業務とそうでない(人が行う)業務を選別する目を養いながらボトムアップの業務改革を進めることで、より自動化効率の高い業務選定ができたり、自動化可能な業務を次々に発見して適用範囲を広げることができるようになるため、業務全体の持続可能な効率アップへ繋げることもできます。
業務に課題意識を持つ文化の醸成
RPAの導入時には、対象業務の選定に加え、業務プロセスの見直しや整理等も必要になります。
例えば、今までエクセル等で作っていた資料をRPAが扱い易いようにレイアウトや作業手順を変更することも担当者(チーム)が行います。
これらの経験を蓄積した担当者(チーム)が、日常的に業務の課題を探し、改善していく意識を持つようになることで、RPAの導入が一過性のブームで終わることにならず、継続して業務改善が行われていく文化が醸成されます。
【WinActorのご紹介資料はこちら】
注)中国では本体ソフトウェアの販売のみとなります。管理ツール等はご利用いただけません。
ご興味をお持ちの方は、是非とも弊社までお気軽にお問合せ下さい。
次回以降も、RPAを活用すべきか?システム改造が良いか?はたまたエクセルのままが良いか?
など、様々なシーンにおける各種ITソリューションの適性などについて考察したいと思います。
(担当:西澤)
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